前回、授業開きで使える自己紹介の言語活動(授業開きで使える自己紹介の言語活動 No.1)を紹介させていただいきました。しかし、教えている生徒の学年や習熟度によっては、質問のレベルを下げても取り組ませるのは難しい場合もあるかもしれません。
また、例えば、”Where do you live?”という質問に対して、”Kobe”というように、単語で答えるのではなく、しっかりとセンテンス答えさせたいという場合には、以下のようなワークシートを用いた言語活動でもよいかもしれません。
10 Questions for Your New Classmates
日常に関する事や好みに関する質問が左に書いてあり、質問に対する答え方が右に載っています。質問に答える生徒は、この答え方を見て質問に答えます。自信がある生徒は何も見ないで答えるようにしても良いでしょう。やや機械的ですが、相手のことを知り、心理的距離を縮めるという自己紹介の目的は達成できます。
- ワークシートを配付
- 活動の説明
- No.10の質問を考えるさせる(2分)
- 1~10の答えを考えさせる
- ペアの片方が質問する(60~90秒)
- ペアの中で役割を交代する
- 座席移動してペアを変える
- ペアを変えながら複数回行う
- 数名指名し、ワークシートの質問をいくつかする(おもしろいNo.10の質問があれば、それを聞く)
ペアワークの流れを具体的にイメージするには、こちらの記事を参考にしてください。
参考文献
授業開きで使える自己紹介の言語活動 No.1 と同様にこの言語活動を考える際に、『話せる!書ける!英語言語活動アイデア&ワーク66』と『英語教師のためのフォーカス・オン・フォーム入門 成功するタスク&帯活動アイデア』を参考にさせていただきました。特に、『英語教師のためのフォーカス・オン・フォーム入門 成功するタスク&帯活動アイデア』からは、掲載されているワークシートのフォーマットを利用させてもらっています。
どちらの書籍も自分の授業に利用できるアイデアが満載です。中学生用となっていますが、高校の授業にも応用できます。
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