間接疑問文の言語活動[Do you know if /wh-]　

この記事では、間接疑問文を扱った言語活動を紹介します。

Worksheet

まずはワークシートを確認してください。

活動の説明

この活動は、占い師と客のロールプレイです。お客さんが自分の将来のことを聞くときに、 Do you know if ~ や Do you know when~というように間接疑問文を使います。ワークシートの例で示したように、占い師の答えに対して、さらに間接疑問文を使って質問します。最客の質問は事前に考えられることができますが、占い師の答えに対して質問することもあるので、客にも即興で作ることになります。

占い師の方も即興で答えていかなくてはなりません。役割を交代します。占い師と客の両方を演じたら、ペアを交代していきます。さらにペアを変えてして、練習の回数を確保します。

間接疑問文を使わなくても、”Will I get married in the future?”のように質問しても会話が成立してしまうので、意識して間接疑問文を使うように指導する必要があります。

この活動では、即興で英文を考えていくので、正確性（Accuracy）よりも流暢性（Fluency）が重視されます。したがって、正確性(Accuracy)を意識させるために、アクティビティが終わってから、質問したことをワークシートに書かせます。

Outline

1. アクティビティの説明

2. 占い師に相談する内容を考える（30秒）

3. アクティビティ（1分）

4. ペア交代

5. クラス全体の前で発表

6. ライティング

英語の指示例

Look at the sample roleplay. You will do this roleplay. Try to use “Do you know if -?” or Do you know when, what, or who-?” (間接疑問文). You will be either a fortuneteller or a customer. Before the roleplay, think about what you will ask when you are the customer. You have 1 minute to prepare.

(1分後)

Now pair up and do rock-paper-scissors. the winners will be the customers, and the losers will be the fortune tellers.” Customers should keep asking questions. Ready set go!

なおペアワークの進め方についてはこちらを参考にしてください。

おわりに

接疑問文を使って話そうとすると、“I don‘t know when will she come.”というように、疑問詞節を普通の疑問文と同じようにしてしまいがちです。文を作るときに、認知資源が分散されてしまい、こうした間違いが起こるのでしょう。ちなみに、こうした間違いは、日本人以外のノンネイティブスピーカーにもみられるようです。

この活動で先生方の生徒が、少しでも間接疑問文を使うことに慣れてもらえればうれしいです。